８月兄弟の日々

麻酔から半分醒めた時、私は泣いていました。
「辛い想いしたね」と看護師さんも泣いていました。(先生はもういなかったし)
なぜか私は「こうちゃーん」と言ってて、手術台の上にいる私の元に母と息子を連れてきてくれました。
再びもうろうしてて目を閉じながら泣いてる私の手を握り、涙を拭いてくれていました。意識が段々はっきりしてくると、それは母ではなくこうちゃんの姿。
怖がりもせず、遊ぶこともなく、ただただじっと私の手を取り
「こうきがいるからね」
「こうきがいるから大丈夫だよ」
とずっと側にいてくれました。
これほど心強い存在はいません！

ホテルのような豪華な病院だけど、術後手術台の上で１時間ちょっと休むように言われ、「柔らかいベッドで休みたいー」って思いました。
他を考えても、この先もしまた運よく授かることがあっても、ここはないな。

無事に手術終わりました。まだめまいがしたり体調は万全ではありませんが、実家にお世話になって、ゆっくり休んで焦らず回復を待とうと思います。